筑波山の水脈を守る会

本会は、筑波山の水脈を保全する活動を行っています

台風一過後の宮山と11月のWS(「山のスクール」/講師:今西友起さん)のお誘い

11月17日(日)のWSでお世話になる茅葺屋根の家。はては東京より遠いところからいらっしゃることもある外部の方におかれましては、ここでほっこりしていただきたいなと思っています。今回のWSは、ご多忙を極められる高田さんから、三重の今西さんへ…

9月の活動(「山のスクール」/講師:今西友起さん)のご報告と10月の活動のお誘い

** 10月の活動のお誘いです。 作業内容は、竹炭焼き+階段作りになります。雨天の場合は、山へ入ってメンテナンスになります。(雨の日は雨の日で、水の流れが見えるので水脈整備に適しています) **** 日時:10月19日(土) 集合場所:立野集落(六…

リリーの泉(仮)その後

しばらく海外に行っていた事務局ですが、帰国後すぐにリリーの泉(仮)へ。画面左下隅から中央へ、四つの点穴の列が見えますが、湧水は下から三つ目の小さな穴です。いじってしまったので水が濁っていますが、しっかり水が下から湧いています!台風のおかげ…

六所に新しい湧水地が生まれました

先日、リリーが突然穴を掘りだしたと言いましたが、その後、湧水が出ました。 当日の様子。下からゆらゆらと水面が揺れているのが確認できます。もしや…と思ったのですが、下からガスが出ているだけかもしれず、ひとまず様子をみることにしました。次の日湧…

第三の師現る―水脈整備犬リリーの本領

youtu.be水脈整備を始めてから、師とお呼びしたい二人の方にお会いしましたが、本日、第三の師が衝撃と共に姿を現しました。。。それは、なんということでしょうか、我が家の同居犬、守る会マスコットのリリーであったのです・・・!!!(犬と比べるのは失…

8月の活動のご報告&9月の活動のお誘い

** 9月の活動のお誘いです。 作業内容は、竹炭焼き+階段作りになるかと思います。 *今回は急遽、三重県から自然土木をご専門とされる今西友起さんを講師としてお招きし、山のスクールを開催することとなりました。任意で、謝礼へのカンパをお願いできれ…

7月の活動のご報告&8月の活動のお知らせ

上は、宮山西の谷筋に皆で作った沢筋に出来た深み。こんなに透明できらきらした水が集まっていますよ。森の動物たちも水場が出来て喜んでいることでしょう。そして私も。。。水脈を守るということは、ひとつひとつの水場をどこまでも澄ませていくという事。…

その後の宮山

今日の筑波山は蒸します… 皆さんとの感動的な4月のWSから、早三か月。実はちょくちょく見に行っていたのですが、あまり草が生えておらず、ご報告をしていませんでした。先日の地球守のWSで気にしてくださった方がいらしたので、久方ぶりに宮山へ行ってまいり…

再訪・地球守/土気ダーチャ

地球守とは、私達を導いてくださっている造園家、高田宏臣さんの主宰されているNPOであり、土気ダーチャとは、千葉にある小さな地球守のフィールドです。土気ダーチャに家族で訪れたのは昨年の4月のことですが、先日、久方ぶりに再訪いたしました。 高田さん…

6月の活動のご報告 & 7月の活動のお誘い

見よ、この華やかないでたちを!!いやー癒されますな~。まさに山麓の花。夫の鼻の下は伸びっぱなしでありました。 しかし侮ることなかれ!たおやかな彼女たちの働きっぷりは誠にすごいものでありました。 雨の予報でしたが、暑からず寒からず、そよそよと…

「つながり合う地域」/インターローカリズムの時代へ

この写真は、イタリアで最初に国立公園に指定されたという、グラン・パラディーゾをバス(自家用車は乗り入れが禁じられている)から写したもの。イタリア王のみが狩猟を赦される地区であった。息を呑む光景が広がっている。ピエモンテ側のこの道は途中で終…

5月の竹炭作りのご報告 & 6月の竹炭作りのお誘い

5月の竹炭作りにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。本当に暑かったですね…忙しくて写真撮影ができませんでした。参加してくださった方よりいただいた写真も交えながら、ご報告をします。いつもの顔ぶれに加え、三人のお子さんを連れた若いお母…

田井の里の田楽舞

5月12日(日)、「自然生クラブ」による田楽舞が、細草川ほとりの「山の神」(筑波山の南麓から見て、田園地帯を挟んだ南側にある低山)にて奉納されました。 自然生クラブでは、知的ハンディーキャップの方々と「健常者」達が、共に暮らしながら有機農を営…

5月の竹炭作りのお誘い

こちらは5月2日の、我が家から見た神秘的な筑波山。900メートルに満たない小さな山の麓なのですが、ふとした瞬間、神代に迷い込んだような気持になることがあります。ゴールデンウィークを経て、頂上部のブナも芽吹いたようです。今年は、なんとなく里の気配…

4月13日のイベントのご報告

ゴールデンウィークがやってきました。南麓の田んぼに水が入り、心地よい期待に包まれながらも、収穫まで気の抜けない時期がやってきました。 4月13日に六所宮山で行われました、高田宏臣さんを招いてのイベントでは、皆さま遠方よりお越しくださいましてあ…

我が家の水脈整備

水脈整備のやり方を高田さんに教えていただくことになっているのですが、待ちきれず、我流で色々とやっています。 これまでの理解ですと、水脈整備には大きく分けて、 1 溝掘り・縦穴掘り→炭、有機物、竹筒を差し込む 2 風の草刈り 3 沢の整備 があるので…

宮山の西の谷筋

イベントも二週間をきり、じわりじわりと参加のお申し込みが増えております。ご都合の合う方、お待ちしております。 さて、今回はどの場所を整備するのでしょうか。 前回もお見せしたこの写真、中央のぽっこりした宮山の、西(左)の谷筋が舞台となります。…

六所宮山とはただならぬ処

六所自慢の、逆川沿い(本当は酒匂川だそう)の桃の花のつぼみがほころび始めました。WSの時期には満開になるかもしれません。 筑波山向かいの蚕影山も、新緑が芽吹き始めました。ここは春になると、山桜で山全体がピンク色に染まるんですよ。WSの頃は、まだ…

細草川の整備が最高に楽しかった

守る会としてやっていることではありませんが、一部のメンバーで細草川の整備を始めました。自主練と言いますか…。筑波山南麓の田井の里において、細草川は上流に汚染源が無い唯一の沢です。砂防ダムもなく、人家もゴルフ場もありません。ドジョウの固有種も…

3月の活動

いよいよ、高田さんのイベントが来月にせまってきました。高田さんと共に六所宮山(筑波山水脈の最重要と言ってよい場所です)の整備をやっていくことになりましたが、月一の活動では、イベントで使う資材を準備していきます。3月17日(日)は、地元メン…

4月13日(土) イベント開催のお知らせ

筑波山の水脈を守る会主催 ♪みんなで楽しく水脈整備♪ 「関東平野の命の源、筑波山を守ろう」 2019年4月13日(土)9時~16時@六所宮山 いにしえより御神体として崇められ、現代に至るまで人々に深く愛される筑波山。900メートルに満たないこの…

水脈はどのように守るのか

前回は、筑波山の自然や山麓の豊かな暮らしを守るためには、地中の水脈の保全が重要であることをお伝えしました。しかし、どうすれば劣化した水脈を改善していくことが出来るのでしょうか。実は、大地の水脈改善の活動は、造園業界の一部の方々を発端として…

水脈はなぜ守らなくてはいけないのか

環境省の提出した平成22年版 図で見る環境・循環型社会・生物多様性白書は以下のように記しています。 「青い惑星」といわれる地球は、約14億km3とされる水によって表面の70%が覆われています。そのうち、97.5%は塩水で、淡水は残りの2.5%にすぎません。…

筑波山の水脈を守る会とは

関東平野にそびえる見目麗しい筑波山は、古来より御神体として崇められ、現代に至るまで人々に深く愛されています。日本列島は大きな気候変動の時を迎え、各地で山の崩壊が起きています。土砂災害警戒区域に指定される筑波山南麓ですが、かつての山麓の人々…