筑波山の水脈を守る会

本会は、筑波山の水脈を保全する活動を行っています

5月の竹炭作りのご報告 & 6月の竹炭作りのお誘い

 

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5月の竹炭作りにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。本当に暑かったですね…忙しくて写真撮影ができませんでした。参加してくださった方よりいただいた写真も交えながら、ご報告をします。いつもの顔ぶれに加え、三人のお子さんを連れた若いお母さん、口コミで来てくださった初参戦の方もいらして、年齢、国籍も多彩な楽しい竹炭作りとなりました。

竹ではなく、木ではだめなのか?ということについて。高田さんやいすみ竹炭研究会の方に伺いましたが、木炭に比べて穴が多いこと、土と混ざりやすいことから、やはり竹炭の方が良いそうです。地形を作った時も、竹炭だとしっかり崩れないで残るとか。できれば竹炭を使いたいところですよね。里では、放置竹林が問題となっています。竹は女性でも活躍できることから、里の整備もかねて、守る会では竹炭作りも柱としていきたいと思っています。

今回は、既に伐採済みの竹運搬組と竹燃焼組に分かれて作業をしました。良い竹炭を作るときに大切なこと。それは、燃やす穴を事前に良く温めておく事だそうです。高熱でどんどん燃やし、じゃーっとお水をかけると、柔らかく土と混ざりやすいポーラス炭ができるとか。

 

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Y子ちゃんの雄姿。それにしても、あ…暑い…

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いぶすようにどんどん上から竹を載せていく…

燃焼のプロ、F先生の厳しい指導も入りながら、なんとか消火までたどり着きました。穴がすり鉢状であるため、なかなか水が中までたどりつかなかったようで、後で見に行ったら再び発火していました。。(いすみ竹炭研究会の方は、浅い長方形の焼き台を使用しているようです。いつか頃合いをみて見学に行きたいと思っています。)すり鉢の中なので火災の心配はありませんが、せっかくの苦労が水の泡になりかねない。今後はきちんとスコップで返しながらしっかり消火をしようと思います。暗い中、泣きそうになりながらY子ちゃんと炭を掘り上げながら消火しました。Y子ちゃん、本当にありがとう。心強かった。伐採しておいた篠竹も燃やしましたが、良い炭になりました。嵩はとれないけれど、とても細かいので、ある意味普通の竹よりも土壌改良にはいいかもしれません。竹運搬組も、たいへんだったようです。ゆるーくやりましょうと言っておきながら、結構ハードなイベントになってしまいました。

作業中、子供たちはおうち遊び。お昼のカレーもたくさんおかわりしてくれました。イベント終了後、爆弾でも落ちたのかという散らかし具合に、子供は複数になると個々のエネルギーが増幅されると実感しました。でも、一人っ子の我が娘にとっては、贈り物のような時間だったことでしょう。ありがとう、みんな。

しかしそれにしても暑かった。。いつも元気印のF先生(80近い)が最後別人のように萎れていたのを見て、もっと暑さ対策を考えなくてはと真剣に反省しました。コストコでキャノピーとウォータージャグを買い込んだので、次回はしっかりとしたお休みどころを設けます。そしてきちんとタイムキーピングをして、休憩時間を取りたいと思います。

 

さて、6月の竹炭作りのお誘いです。

作業内容はまだ決まっていませんが、おそらく枯れ竹の伐採・運搬になるかと思います。今回は燃やしません。

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日時:6月22日(土)

場所:立野集落(六所の隣です)

時間:9時集合~お昼ご飯後、随時解散

*疲れすぎない程度に体を動かしましょう。水分はきちんと取りましょう。

*お昼ご飯を食べる方は、おひとり300円(未就学児100円)カンパをお願いします。

*野良仕事の服装でいらしてください。長袖長ズボン・帽子・長靴・軍手は必須です。既に蚊が出没しています。マムシもです。

*水筒をお持ちください。冷たい飲み物は用意しておきます。

*参加ご希望の方は、tsukubanomizu@gmail.comに、ご昼食の有・無も合わせてご連絡をお願いいたします。

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この日は、守る会マスコット犬リリーちゃん(4か月)デビューの予定です。(まだブリーダーさんのところにいます)とっても希少な四国犬です^^愛らしい柴犬と違ってきりっとした野性的な顔立ちでしょう。ニホンオオカミと交配しているとも言われています。高田さんのイベントの時も連れていく予定です。しっかり躾けますので、皆さんよろしくお見知りおきを。